子育てが一段落し、やっと自由な時間も作れるようになるかと思いきや、家事や仕事、親の介護や夫との関係、親族やご近所とのいざこざ…。
心身ともにとても疲れやすいアラフォー、アラフィフ世代。その疲れ、更年期のせいかもしれません。
私もアラフィフ世代ですが、40歳前から若年性更年期と診断され、何年も更年期障害に苦しみ克服しました。
「最近すごく疲れやすくなったな…」「日中急に眠いのはなぜだろう…」なんて思っているあなた。
この記事では、疲れやすい原因や急な眠気の原因、そして、私の経験もふまえて眠りの質を改善する方法をいろいろと記しています。ぜひ参考にしてくださいね。
急に眠い、疲れやすいは更年期のサイン
更年期が疲れやすい原因
女性ホルモン(エストロゲン)が減少している。
エストロゲンが減ることで自律神経に乱れが出ます。
そのため、心と身体のバランスが不安定になり疲れやすくなります。
血行が悪い
エストロゲンには血行を良くする効果もあります。
エストロゲンは減ることで血行不良を起こしやすくなり、血行不良になると、体の隅々まで酸素や栄養が届かなくなります。
それが原因で体が疲れやすいと感じたり、だるいと感じるようになります。
睡眠不足
睡眠時間が短かいことや質が悪いことが疲れやすい原因になっている場合はとても多いです。
栄養が足りない
食欲がなかったり、暴飲暴食をしてしまったり、栄養バランスの悪い食生活をしていると、糖質の不足から体のだるさを感じることがあります。
更年期の疲れやすさを改善する方法
大豆イソフラボンをとるのは効果的です。
大豆イソフラボンの成分がエストロゲンと似ているので、更年期によって疲れやすくなっている人には効果的といえます。
豆腐や納豆に多く含まれているので普段の食事で無理なくおぎなえますよね。
たんぱく質をとることも大切です。
肉、魚、卵などもしっかり毎日とりましょう。
血行不良を改善しましょう。
適度な運動で血の巡りを良くしたり、ぬるめのお風呂でゆっくり体を温めてあげましょう。
睡眠をしっかりとりましょう
睡眠に関しては次の項目から詳しく説明しますね。
急に眠い原因
ホルモンバランスの乱れによって自律神経が乱れる。
自律神経というのは、活発に活動する時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経の二つがあります。
正常な時はちゃんと交互に働いている自律神経がめちゃくちゃに働きはじめると、夜眠れなくなったり、眠りが浅くなったり、昼寝をしてしまうとまた夜に寝付けなかったり、という悪循環が急に眠くなる原因のひとつです。
更年期を乗り切るための睡眠の質の改善方法
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅い
- 夜中に目が覚める
- 日中急に眠くなる
こんな睡眠をくりかえしていたら、疲れやすいどころか、他の病気まで引き起こしかねません。
症状がひどくなれば、何もする気がおきず、病院に行ったり、人に会うことすら嫌になってしまいます。
そうならないために、今日から出来る改善方法を、お教えします。私もこれらを実践して改善しましたよ。
朝日をあびる
朝はちゃんとカーテンを開けて日の光をあびてください。
生活のリズムを整える
一定の時間に起きて、3食食べて、その日のうちに寝てください。
寝る前にリラックス
リラックスできる音楽を聴くのが効果的です。
温かい飲み物でも飲みながらリラックスしてください。(カフェインの入っていない飲み物にしてくださいね)
寝る前のパソコンやスマホは禁止
パソコンやスマホから出る光が脳を覚醒させるそうなので、眠れたとしても浅い眠りになってしまいます。
寝酒に頼らない
アルコールをとらないと眠れないと思っている方も多いと思いますが、逆効果です。
入眠は早いかも知れませんが、眠りが浅くなり質の良い睡眠はとれませんよ。
食事は早めにすませておく
寝る直前に食事をするのはやめてください。3時間くらい前にはすませておくといいでしょう。
ぬるめのお風呂に入る
湯船つかって体の芯から温まってください。
タバコはひかえる
ニコチンもカフェインと同じく脳を覚醒させるのでひかえてください。
適度な運動
ストレッチなどの軽い運動で血行をよくしましょう。
寝具が合っているか見直す
枕の高さやマットなどの硬さは自分に合っていますか?分からない時は、今は枕の専門店なんかもありますので相談してみるのもいいかもしれません。
マグネシウムを摂る
自律神経を安定させる効果があります。アボカド、豆類、バナナ、海藻類、などに多く含まれていますよ。
アプリを利用する
眠りの質を改善してくれるアプリや、眠りの状態を記録してくれるアプリなんかもあります。
日中急に眠い原因もわかるかもしれませんよ。
まとめ
私自身も苦しんだ更年期障害ですが、本当にさまざまな症状があります。
ホットフラッシュや片頭痛、動悸、めまい、手足の冷え、疲れやすい、眠れない、急に眠い…
あげればキリがないほど、人それぞれに症状は違って、更年期のせいだと気が付くのが遅くなってしまう人も少なくないと思います。
自分が更年期だなんて認めたくないですしね…
でも、放っておくのは心にも身体にも悪いので、まずは改善策を試してみてください。
そして、同じ悩みを話せる人や場所を見つけてください。お友達でも家族でも、ネットでも相談窓口でも、誰でもいいんです。
私の場合、30代で更年期を経験したので、友人には話せず悩んでいた時に、すごく問診が長くてじっくり話を聞いてくれる漢方の先生と出会って救われました。
とにかく、一人で悩まないで誰かに相談すること、同じ悩みをもつ人と共有することが一番大切なのかもしれません。
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