猫ちゃんって、いくつになってもカワイイですよね。
子猫のカワイさは悶絶レベルですけど、年をとっても見た目があんまり変わらないのも、猫ちゃんの魅力です。
なので、気づいたら飼い猫がシニアになっていて、急に健康面が気になりだした、というあなた。何か、ケアをしてあげていますか?我が家の猫も、そんなシニアのお年頃なんです。
猫ちゃんはしゃべることができないので、何か不調があったら、できることはしてあげたいですよね。
私は、猫の健康のために毎日マッサージをしてあげています。特に気持ちのいいツボをお教えしますので、ぜひあなたもやってあげてくださいね。
猫のツボはここにある! ツボの位置解説
猫も気持ち良いみたいで喜んでくれるし、私も癒されるし、良いことだらけなのが、ツボマッサージです。
「でも、ツボなんて、人間だってわかりにくいのに、カラダがぜんぜん違うし、難しいんじゃないの?」と思ったあなた!
そのとおりです!(笑)猫のツボって300以上あるんです。そのすべての名前と位置を覚えて…なんて、私には、絶対ムリ!
なので、毎日しているのは、ほんの数か所。とてもわかりやすくてカンタンで、効果的なツボマッサージだけなんですよ。
その1.頭と顔のツボ
猫ちゃんの頭や顔を、なでたりモミモミしたり、あなたも、自然にしてますよね。
頭のてっぺんの真ん中は、「百会(ひゃくえ)」というツボなんです。
ここは「ストレス」に効くんですよ~。
我が家の猫は、とても「ストレス」なんてなさそうに見えますが、本当のところはどうなのか教えてくれませんから(笑)。
やりかたは、指の腹で、優し~くなでるだけです。その他のコツなんかは、あとで書きますね。
そして、鼻の両横にあるのは「迎香(げいこう)」です。
鼻水や鼻づまり、鼻の炎症に効果があるんです。鼻炎気味の猫ちゃんにはいいですよね。ここは、鼻の両横から外側に、両手の親指の腹でなでてあげてください。
両耳のうしろには「風池(ふうち)」というツボがあって、目の不調や難聴に効果があるので、同じようになでてあげましょう。
その2.背中のツボ
首の後ろからしっぽまで、実は背骨に沿ってツボはいっぱいあるんですよ~。ここを頭から始めて、背中、しっぽまで、ゆっくりなでてあげてください。
これだけで、いっぱいあるツボが刺激されるんです。
どんな症状に効果があるのか、というと、「オシッコの回数が多い」「足に力が入らない」「腰の痛み」などです。
シニアになると起こるカラダの不調って、猫ちゃんも人間も同じですもんね。
その3.おなかのツボ
おへその両側にあるのは「天枢(てんすう)」で、上にあるのは「ちゅうかん」です。ココは、特にお役立ちスポットなんです!
猫ちゃんの毛はみっしりと生えていて、まるで密林ですよね。ジャングルをかきわける探検気分で、おへそを探してみてください(笑)。
ココは「便秘」にも「下痢」にも効果があるんです。あなたは、猫ちゃんのウンチのことで悩んだことってありませんか?
我が家の猫は少し便秘気味なのですが、このマッサージでかなり改善されたんですよ~。
やりかたは超カンタンで、便秘のときは、おへそを中心にツボあたりを「時計回り」で、下痢のときは「反対回り」でなでてあげてください。とってもわかりやすいですよね。
おへその下の方の膀胱あたりにある「中極(ちゅうきょく)」は、膀胱炎の予防になるツボなので、円を描くようになでてあげるといいですよ。
以上、毎日これで10分くらいですね。あっ、猫が寝てしまったら、もっとなで続けてます~。
猫が喜ぶツボマッサージのコツ5つ!
いくらカラダにいいから、って一生懸命マッサージしてあげても、猫ちゃんが嫌がっていたら、ストレスになってしまいますよね。
うちの猫は、不機嫌なときはカラダを触られるのもイヤみたいで、すぐに逃げてしまうんですけど、あなたの猫ちゃんはどうですか?
猫ちゃんのご機嫌をとりながらご奉仕するのが、飼い主のつとめ(笑)ですから、どんなやり方が喜んでいただけるのか? 紹介しますね。
どんな猫ちゃんでも喜ぶツボは?
男の子は頭と耳の後ろ、で、女の子はしっぽの付け根のあたりなんですよ~。
どちらも、自分でなめることができないんですけど、ちゃんとカラダにいいツボがわかってるんですね。
顔を離してマッサージする
カワイさのあまり、ついつい正面から顔を近づけて触ってしまうあなた!
私もうっかりやってしまいますが、猫ちゃんにとって私たちは「大きな猫」というカンジの存在なので、顔を近づけてじっと見られたりするのが苦手なんです。
顔を離していても、あなたのゴッドハンドの勘で、猫ちゃんのツボをキャッチしましょうね。
ツボマッサージは首の後ろから
お母さん猫は、子猫の首をくわえて運びますよね。ここは噛まれても痛くない場所なんですね。
なので、猫ちゃんをヘンに刺激せずに、スムーズにマッサージを始められますよ。
食後や遊びの途中は避けて
遊びも食事も、猫ちゃんにとっては「ハンティング」の延長なんです。そんなときにマッサージなんてしてもらいたくないですよね。
1日に10分くらいで、猫ちゃんがリラックスしているときにしましょう。
温かい手で癒される
いきなり冷たい手で触られたら、猫ちゃんもイヤにきまってますよね。
しっかり温めた手でマッサージしてあげると喜んでくれます。もし、おなかを触られるのを嫌がるときは、温めたタオルでなでてあげるだけでも効果はありますよ~。
まとめ
猫ちゃんが喜んでくれて、健康管理もできるツボマッサージ。
猫ちゃんのご機嫌をうかがいながら、始めてみましょう。そして、猫ちゃんと一緒に身もココロも癒されましょうね!
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