お使いのパソコンの画面やキーボード内に「飛行機マーク」はありませんか?
Windows8から新しく追加された機能なのですが、これが「得体が知れずに怖くて押せないわ」というあなた。
「飛行機マーク」とは何なのか?スマホにもあるけど同じ物なの?アプリに関係があるの?何も開かないけどいつ、どういった時に使う物?
この記事ではそんな新しく追加された機能、飛行機マーク」について詳しく解説します。
「飛行機マーク」はスマホと同じ、「機内モード」のことだった
「機内モード?普段と何が違うの?」
機内モードとは、全てまたは一部のワイヤレス通信を無効にする機能です。
飛行機が使用する電子機器に影響を与える可能性のある電波を遮断するためですね。
では、ワイヤレス通信とは何でしょうか?
- Wi-Fi
- BlueTooth
- GPS
- 赤外線通信
などが代表的です。
では、これらが止まるとパソコンにはどんな影響が出るのでしょうか?
- Wi-Fi接続でのインターネットが繋がらなくなる
- 無線マウスが動かなくなる
- 位置情報がつかめなくなる
つまり、これらの事に気をつければ機内にノートパソコンを持ち込んで、作業を行うことができるのです。
知らないうちに切り替わっていた?!機内モードの切り替えと注意点
機内モードへの切り替えはいくつか方法があります。画面右下に漫画のふきだしのようなアイコンが見えますか?小さいですね。
「アクションセンター」と呼びますが、このふきだしをクリックすると出てくる項目の右上に「機内モード」と書かれた飛行機マークがあります。
ここをクリックすることでON/OFFの切り替えができます。
また、キーボードにショートカットキーがある場合もあります。
「Fn」+「F2」が多いですが、キーボードの種類によって「F7」になっていたりしますので、F2で反応しない場合にはお使いのキーボードを探してみてください。
場所は違っても飛行機のマークがついているのは共通です。
こうして簡単に切り替えができる「機内モード」だけに、何かの拍子にONになっていて、急にマウスが動かない?!ネットが繋がらない?!と驚くこともあります。
パソコンの動きがあやしい時にはぜひ疑ってみてください。
Windows7以前には機内モードというのはありませんので、飛行機に乗るときには手動でWi-Fiの機能をOFFにするなどの対処をしましょう。
機内モードは義務?マナー?飛行機に乗るときのノートパソコンの扱いについて
飛行機にノートパソコンを持参する際には、荷物として預けるのが基本と思っている方も多いと思います。その際には厳重にくるんでください。
そしてカウンターで「こわれものタグ」をもらって付けていてください。
特に「特に」海外!割と高確率で現地のスタッフさんは荷物を投げます。
日本の感覚で言うと「うそだろ…?!」となりますが、万が一これで画面が割れたり、パソコン内部に損傷があっても修理は自費ですので厳重にしまってください。
私はトランクにヒビが入ったことがあります。
航空会社としては手荷物としての機内持込を推奨しています。やはりトラブルを避けるためかなと思います。
では手荷物として持ち込んだ場合には「機内モード」はマナーにあたるのでしょうか、それとも義務になるのでしょうか?
2014年9月に改正された航空法の規定では「飛行機のドアがしまったときから着地後の地上滑走が終わる時までパソコンなどの電子機器は電波を発信しない状態か、電源をOFFにする必要がある」と定めています。
客室乗務員さんがアナウンスしてくれますので、その間は機内モードへ設定しましょう。
万一、機内モードにしなかったことによって航空機の安全運行に師匠をきたした場合…「口腔法施行規則第164条15により、50万円以下の罰金が科せられる」ことになります。
一方で2019年現在ANAとJALでは機内Wi-Fiを導入しており、機内でも使用することができます。
これを受けて、一部機種のパソコンやスマホでは機内モードにしてもWi-Fiがオフになりません。
今後もWi-Fiを導入する会社は増えると予測されますが、有料無料に関してはまちまちになると思いますので事前にしっかり確認して利用しましょう。
まとめ
スマホにもある飛行機マーク、確かに始めてみたときには謎でした。
フライト情報でも開くのかな?時差用時計かな?なんて思っていましたが、押しても見た目に変化無し。
スマホだと通信がOFF=Wi-Fiでネットが使えない、だけで済みますがパソコンの「無線マウス動かない」は少しビックリするので覚えておいてください。
出張慣れしている方には乗り慣れている飛行機も、私のように乗る機会が少ないと手荷物検査すらはらはらします。
何かひっかかる気がする。ノートパソコンなんて手荷物としてX線通したら壊れるんじゃないの?と思うほど心配してしまいますが、実際はそんなことありません。
先に見えるように出しておいたら係員の方がそっと受け流してくれます。
せいぜいバッテリーに使われているリチウムイオン電池の個数に制限がある程度で、予備バッテリーに気をつけていれば大丈夫です。
機内でのWi-Fi接続サービスもとてもありがたいですね。どんどん便利に展開してくれる航空会社のサービスに感謝して、マナーを確認してから乗りたいと思います。
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