年齢を重ねていくと、のぼせやほてり、集中力が続かないなど、体の不調が目立つようになりますよね。
動悸体がだるい、やる気がしないなど、ちょこっとした体調不良があるだけで気分も下がります。
「やっと仕事に慣れて、調子に乗り始めたのに体調が悪いな…」なんてことありませんか?「疲れのせいかも」なんて後まわしにしないでくださいね!
ひょっとしたら、男性の更年期障害かも?!「加齢男性性腺機能低下症候群」といいます。
女性の更年期はよく聞きますが、男性更年期?!と思ったあなた。ぜひ勉強してみてくださいね。
更年期症状は本当につらいですよね…。私の母も、最近更年期障害に悩まされています。放置することなく、適切な対応をして乗り切りましょう。
今体調が悪いあなた、当てはまるかチェックしてみてください!今回は、更年期のあらわれる年齢と、症状やその対策、男性更年期の原因をご紹介します。
男性の更年期障害が現れる年齢は?
男性の更年期障害は、年齢としていくつから始まるのでしょうか?女性は閉経期をはさんだ数年間とし、年齢はおおよそ40代後半からが多いと言われています。
男性の、更年期のおおよそ年齢は30歳代後半~50歳代です。なんと働き盛りの年齢なんです…!衝撃です。
女性は辛くて動けなくなるほどの人がいるのに対して、男性はなぜそのような姿をみかけないのでしょうか?
それは、男性は女性と異なり、性ホルモンが徐々に減少していきます。その結果、更年期の影響も比較的軽い場合が多いのです。
そうすると、軽い体調不良と思われがちなんですね。年齢も、女性と比較すると若い時が多いので流されることがあります。
また、早く始まることもありますが逆に60歳~70歳になって初めて発症する場合もあります。
そして、終わりがなく続くことも珍しくないそうです。
なんと恐ろしい更年期障害…。年齢も若くして発症したり、遅くから発症したりと、様々なんですね。
男性の更年期障害の原因と症状、対策について
それでは、症状や、原因、その対策について紹介していきます。
男性の更年期障害の原因
男性更年期の主な原因は、重度のストレスや環境の変化などです。
血液中の、男性ホルモン(テストステロン)が急激に減少することで、更年期が起こります。
女性と違って、男性はストレスも原因になりうるんです。なので、働き盛りの時に起きることが多いんですね。
ストレスが原因ということで、見間違えられやすいのが「うつ病」などの精神疾患です。医者でも見分けることが難しいので、何科に受診するかが肝心になってきます。
恐るべし男性更年期ですね…。ホルモンバランスだけじゃないなんて。これは家族や、周りにいる人が気付いて受診を促してあげないといけませんね。
男性の更年期障害の症状
次は症状について紹介します。
主な症状はコチラです!
ほてり、めまい、のぼせ、耳鳴り、冷え、呼吸困難、動悸、発汗、不眠などの睡眠障害、全身倦怠感、頭痛、頻尿、不安、性欲低下、うつ、勃起力低下、イライラ、物忘れ、筋肉量の低下、ひげが薄くなるなどの体毛の変化
本当に幅広く、症状がありますね。
「なんだか具合が悪い」、「やる気が出ない」という不調は、年齢のせいにして、見過ごされることが多いです。
そのような日が続いた場合は、男性更年期を疑った方が良いです。
男性の更年期症状の対処法
男性更年期の主な対処法を、ご紹介します。
競い合う
「なんだそれ?」と思ったあなた。私も最初思いました。(笑)男性更年期障害は、男性ホルモンの低下も関係しています。
スポーツや、ゲームなど競い合うことで男性ホルモンの分泌を促しましょう。また、人から評価されることも大切ですよ。
男性ホルモンの分泌量が増えると、更年期障害の予防にも繋がります!
適度な運動
下半身の筋肉を動かす運動により、男性ホルモンの分泌が増加します。
なるべく階段を上り下りしたり、スクワットなどの筋力トレーニングを続ける、早歩きで過ごすなどを心掛けましょう。
どれも毎日10分ほど、継続するだけで十分です。
バランスのとれた食生活
おもに艮質のタンパク質(肉〔牛/豚/鶏〕、魚、卵、牛乳、豆類)や、男性ホルモンを増強するといわれるネギ類、ネバネバ食品、アボカドを摂取しましょう。
ですが、これらの食品だけを食べるわけではなく、どれも平等にもちろん他の食品もバランスよく摂取してくださいね。
良質な睡眠をとる
眠っている間に男性ホルモンが分泌されるため、男性ホルモンは朝に高くなり、夕方に低下するという特徴があります。
睡眠がしっかり摂れないと、男性ホルモンの値が低いままになってしまいます。しっかりと睡眠を摂るようにしましょう。
ストレスをためないようにする
ゆっくり入浴したり、気分転換に旅行したりと、自分なりのストレス解消法をしてください。ストレスを溜めると、男性ホルモンを生成する能力が衰えるので注意ですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?「年のせいだから…」と言わず、少しでも体調不良が続いたら、生活習慣を見直したり、受診したりするようにしましょうね。
更年期障害と、うまく付き合って乗り越えましょう!
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